こわい夢
投稿者けいさん
2004年01月15日 17:53:00
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猫、好きなのに・・・・。
母が、帰宅途中にある、森のような所で捨て猫を見つけたという。 流石に家に連れて帰ることは出来なかったので 人目につかぬよう茂みの奥へ隠し、餌を置いてきたらしい。 隠したのは、家の近辺で繰り返される動物虐待・惨殺から猫を守る為だった。
翌日、私は母と一緒に猫の元へと急いだ。 途中で何故か母は「スーパーで買い物をしなくては」と言い出した。 猫が心配な私は一人で森へと急いだ。 森の周辺は人が全くおらず、静かだった。 母がどの辺りに猫を隠したのかを聞いていなかったので とりあえず森の奥へと進んでいった。
何かの気配がした。
猫ではないと思った。やたらと大きな音がしたのだ。 辺りを見回すと、男…数人がいた。 私はとっさに走りだした。 追いかけてくる。 何故か私は森の周りをずっと何周もしていた。 いつのまにか男達の気配は消えた。 走り疲れたので休もうとして足元に目をやると 猫が居た。 体の真中に釘が刺さって既に死んでいる猫が。 私は思わず猫を抱きかかえた。 冷たい猫の血が私の指先からポタポタと落ちていった。
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