変な夢
投稿者美濃李さん
2003年11月05日 15:40:00
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真っ白な世界
「ここはどこだろう。」今、自分が何をしているのか。何処にいるのかさえわからなかった。真っ白だった。私の視界には、ただの真っ白な世界が広がっていた。 この世界には、私しかいなかった。私だけが、この真っ白な世界に立っていた。 一人途方に暮れていると、どこからか声が聞こえてきたのだ。 私はその声を求め、ただ声のする方へと走り続けた。 走り続けるしかなかった、私は他の誰かを求めていた。 けれどそこは、何処までも何処までも、真っ白な世界が続いているだけだった。 私は、走るのをあきらめ、真っ白な天井を見上げて寝そべった。 やはりそこは、真っ白な私だけの世界だった。そう、ココは私の心の中だった。
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