こわい夢
投稿者kjさん
2003年10月13日 13:26:00
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幸せになれる本
真っ白な空間の中でぽつんと緑の表紙の大き目の本があった。幸せになれる本というタイトルだった。読んでみると一ページ目に「ある家族がいました。」と書いてあった。そして表紙の裏を見るとこの本を読むと幸せになれますがその後必ず不幸が訪れます。」と書いてあった。「もう読んじゃったよ!」と思い、仕方なく読み進めていくとこの本を読んだある家族の事が書いてあった。ある小さい会社の社長が夢の中でこの本を読んだ。すると次の日から仕事が思った以上にうまくいき、一年後には大企業になった。だがある日その社長の妻の足にまな板に置いたはずの包丁が落ちてきてストンと刺さった。それが不幸の始まりで会社の株が大暴落し、倒産。妻は足の傷口から雑菌が入り入院、さらに医療ミスにより死亡。息子は虐められるようになり自殺した。娘は誘拐され人身売買された。何もなくなった社長はホームレスになるがヤクザに身代わりとして顔を焼かれて殺された。 読み終わったら何故かゲームセンターにいた。ポケットにコインが一枚あったので目の前のスロットをやったら777。怖くなってその場から逃げ出したところで目が覚めた。
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