変な夢
投稿者神凪零さん
2003年10月04日 20:52:00
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廃墟にて
小学生の時に見た夢です。一緒に出てきた人物には、当時見てた漫画(ドラゴン○ール)の影響がでてますが、話自体は今思い出しても・・・。
そこは工場でした。正確には工場の廃墟でした。 私たちは窓を破って中に入り、散策していました。一緒にいたのは某漫画誌の大ヒット作品にでていた緑色の人と髪の毛をそってる人です。
中には作りかけで打ち捨てられた車がレールの上に並んでおり、私たちはそれを横目に歩いていきます。灯りはなく、外からの薄暮の光だけをたよりに進んでいきます。暫く歩くと、そこには普通とは反対に取り付けられた階段がありました。上り口が反対方向にあり、階段の段がこちらにせってきているのです。私たちはその段の間をすり抜けて段の方に出、登って行きました。 上りきったところは廊下でした。カンカンと私たちの足音が反響しています。 暫く行くと、人工の光が廊下の片隅に点っています。それは自動販売機の光です。売られていたのは牛乳。買おうとした私は止められます。「こんな所で普通に飲み物が売られているなんておかしい。飲めるものかどうか分からない」と。 仕方なく飲み物を諦めた私は、自動販売機の隣に窓があるのに気づきました。 そこまでにも、廊下には窓がいくつかありましたが、ふと私は思いついて外を見ました。そこには線路があり、電車が走っています。 「電車だ!」 言った瞬間、私たちは階下に降りており、そこは駅のホームでした。 電車が音も無く滑り込んできて、中を見たとき私たちはびっくりしました。
人がいっぱいだったのです。紙に書かれた、ちゃちな人物がいっぱい・・・。
その時私たちは意識を失い、気づくと大きな流れに飲み込まれ、流されていました。必死で助けを求める私は、凄まじいオレンジ色に染まった、夕暮れの空を見上げていました。どうやって目が醒めたのかは覚えていません。
小説みたいですが、本当に見たんです。しかし、こんな夢を見る小学生って…。
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