変な夢
投稿者十二夜さん
2003年08月30日 00:24:00
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ふざけた男の顛末
決して豪華ではないお座敷で、森山直太郎にインタビューをすることになった。正方形のちゃぶ台が2個並べられただけの室内に、すでに森山直太郎がこちらに背を向けて座っていた。 私は見知らぬ美女と藤原紀香と3人で襖の開け放たれていたその室内へ入り、森山直太郎の前に美女、隣に藤原紀香、藤原紀香の前に私が座し、レコーダーもメモもペンも何も持っていない状況でインタビューを開始した。 藤原紀香と私は彼女のことを「のりちゃん」と呼ぶくらい仲のいい友達らしく、2人して小さなちゃぶ台に身を乗り出すように腕を乗せて話を聞いていた。 森山直太郎はおもしろい人という印象のある私はインタビューを楽しんでいたのだが、それも最初のうちだけだった。 なんと彼は仕事に対する姿勢がまるでお遊びのようで、美女や私たちの質問を一切無視し、居酒屋にでも来ているかのようなノリで藤原紀香をあれこれと質問攻めにした。 どうやらかなり、のりちゃんがお気に入りらしい。 それを自ら口にしのりちゃんも受け答えに困るくらい質問をしておきながら、いつの間にかちゃぶ台の下にもぐり込んで美女のほうへ顔を出し、彼女を座椅子のようにしてもたれて座る直太郎。 ふざけるにも程があるというものだ。(−−+) 「のりちゃんのこと好きやのに、なんでそんなことしてるわけ!?」 ……ちょっと怒りの論点がズレている気がしないでもないが(笑)、怒った私に直太郎は一応元の位置に座り直した。が、その直後「うるせぇよ」のひと言を発端に暴言を浴びせてきたため我慢も限界に達し、つかみ合いの喧嘩になった。 直太郎に殴られたりもしたが、私も負けじと彼を掴んで強く揺さぶると、なんと直太郎は手足が異常に細長い紫色のロボットになり、手を放すと畳の上に倒れて動かなくなった。顔ももう直太郎の面影などまったくないブリキのおもちゃロボットのようである。Σ( ̄- ̄‖) のりちゃんが心配して「死んじゃったの……?」と訊き、 「気ぃ失ってるだけやろ。お互いさまやん。私も人間じゃなくされてんもん」 自分でそう言ってから妙にフラフラするようになり、窓ガラスに映った自分を見て驚いた。私も、壊れたロボットになっていたのだ。 うそ〜っ!!!Σ( ̄□ ̄;) と思ったら、目が覚めた。
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