こわい夢
投稿者栗峰 糸さん
2003年08月24日 20:28:00
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見ざる車
私は家の縁側から、なんとなく石垣の下の道路を眺めている。 すると、その道路を妙な車がノロノロと通っていた。 その車は最初見たとき、ただの白いワゴン車に見えた。 だが良く見ると車全体の色が点滅するように白くなったり青くなったりしている。中からは中年男性のうめき声のようなものが聞こえてきた。悪寒が走った。
あまりに縁起の悪いものらしく、家族に「まずいからそれ以上は見るな」と怒られた。そのあと私は家の奥でじっとしていた。 しばらくして車は去っていったようだが、意味もなく恐怖を感じてたまらなかった。
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