変な夢
投稿者えむさん
2006年05月10日 01:39:08
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麺に噛まれて
中学の頃に見た夢。ちょっと長いです(^^;)
その日は休日だったが、学校で何かのイベントみたいなのをやっていた。門をくぐって長い坂を上がったところにある正面玄関、その目の前にはあまり多くとはいえないが出店があった。そのうちの一つは、金魚すくい･･･の四角いビニールプールに、ラーメン(?)のような麺類が入っている店だった。ただの水に入っている麺だったが、人気はそこそこあったようだったので食べた。
しばらくして帰ろうかと思ったら、さっきより体の動きが鈍い。なんでも、さっき食べた麺が生き物のように体の中から噛み付いていて(でも痛くはない)動きを封じているらしい。しかも、動きが鈍くなったところを校舎奥から出てきた変な生き物(ハリーポッターに出てくるディメンターみたいなの：以下ディメンター)に捕まえられ、どこかに連れて行かれるらしかった。何故かその情報を手に入れた私は、どうにか見つからないようにと祈りつつ、鈍い足取りながらもなんとか長い坂の左端に移動。その間にも人々は次々と捕まえられていく。そのとき、一匹のディメンターと目が合ってしまった。ヤバイ、捕まる!!そう思った瞬間、坂の右端に箒が落ちているのを発見。しかしここから取りに行ったらまさしく自殺行為。私はハリーポッターに出てくる『取り寄せ呪文』を使い、箒を手に入れ飛んで逃げようとした。だが、そんなときに限って私はその呪文を忘れてしまっていた。こんどこそピンチだったが、どうにか捕まる前に校門を出ることに成功。門をでると麺の効果は切れるらしく、ディメンターも諦め坂を上り帰って行った。
助かったと思った･･･のにしかし、しばらくしてまた、私は門をくぐり坂を上り、あの麺を食べてしまった。また動きが鈍くなり、そしてディメンターの数は増えていた。箒もディメンターに回収されたのかさっきの場所に無く、しかもさっきのように一匹でなく、多数に追われることになった私は最大のピンチを迎えていた。頑張って頑張って坂を下りて･･･何とか門をくぐる。が、助かったと思ったのも束の間、彼らは私が校門を出ても足を止めない！馬鹿な!!と思った私は逃げれば良いものの、校門の後ろに隠れてしまった。(お前が馬鹿；)ヤバイヤバイ･･･念仏のように唱えていたそのときだった。
「おぅ、でぇじょぅぶけぇ!?(大丈夫かい?)」
妙に下町なまりのある真っ赤な･･････トマト!? 130cm少々のまるでアニメに出てくるようなヤツが私に声をかけてきた。傍にはそれより少し小ぶりのピンクのトマト。よくわかんないが助けてくれるらしかったので、その2人と共に息をあわせ、猛ダッシュで坂を駆け下りた。（ディメンターはこれ以降見なかった）橋を渡り、幼稚園の前を駆け抜け(奥様達にじろじろ見られた)スーパーの前まで。あと3･400ｍ先には信号がある。今は青だった･･･が、チカチカして赤になりそうだ。信号待ちか、そう思っていたらピンクトマトが叫んだ。「いけないっ赤になっちゃう!!!!」すかさず赤トマト「何ぃ!?!?」どうやらこの回を逃すと渡れないようで、行く行くはディメンターに捕まってしまうという。赤トマトは腹巻の中からキリンビールの王冠を取り出した。金槌で一打ちすると、500円玉になったそれを私に渡し(信号を渡るには500円必要だった)肩を軽く押し言った。「･･･たっしゃでな」それでも私がまごまごしていたら、いきなり強く押された。「早く行かねぇか!!!!」その拍子に赤トマトは無様に転んだが、私はギリギリのところで無事、信号を渡り終える事ができたのだった。横断歩道の向こう側でトマトたちは何か叫び、手を振っていた。夕陽は山の端に沈み、空が暗くなりかけていた。私は一目だけ彼らをちらっと見、ありがとうと呟くと、すぐにきびすを返して足早に家路を急いだ。
ここで一度目が覚めました。
ハリポタ系が出てきたのは、前の晩本読んで寝たからだと思われます(笑)
寝直したら続きを見たのですが･･･
長いのでここで切ります。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました(*＾▽＾*)
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