変な夢
投稿者ヒトデ☆さん
2005年07月06日 03:25:56
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生/死 『あの人』を見たら…
〜私が小学校の時に見て以来、記憶に残り続けている夢のお話です。 (長くてすみません)
私と友達数人は、どこかの高層ビルの屋上でドッジボールをしていました。 すると、友達の一人が投げたボールは屋上の淵へ。 「ごめん」と友達。拾いに走る私。 しかし、ボールに追いついた私は足を滑らせ、地面に落ちていきました。
「グシャ」だか「メキッ」だか、地面との衝突の音を聞いた。 まだ感覚はあった。熱い…。 突然落ちてきた、今は赤く染まるそれに集まる通行人。 彼らの声もだんだん聞こえにくくなってきた…。
その時私は、人の群れの中に『あの人』を見た。 「おまえは死ぬにはまだ若い。もう少し、命を延ばしてやろう。」 その声だけが、薄れる意識にはっきり響いたのだった。
私は目を覚ました。 もうどこも痛くないし、手も足もきちんと付いていて自由に動く。 まわりに居たはずの見物人も、居なくなっていた。 しばらくして一緒にドッジボールをしていた友達が下に下りてきた。 「だいじょうぶか?」「うん、平気。」 私は、自分が生き返ったことを確信した…。
私は、当時通っていたIT小学校にいた。今は業間の休憩らしい。 いつも遊んでいた友人、Iも一緒だった。 私は何も変わらない日常を見ていた。
友人Iの怒声が教室中に響く。 何かの理由(これだけが思い出せない)で、私はIを怒らせてしまった。 Iが私を突き飛ばした。私はベランダに倒れた。 そしてIに言い返そうと顔を上げたその時、異変が起こっていた。 教室中の皆が凍ったように動きを止めている。 時が、止まっていた。
そしてベランダの外、私の背後にいつかの『あの人』を見た。 宙に浮いたその様は、神そのものだった。 「おまえは十分に生きた。さあ、私と供にいこう。」 『あの人』は言った。 嫌だ。死ぬのは嫌だ。それにこのまま喧嘩したままだなんて…。 私は『あの人』に訴えた。
「何してるの。授業始まってるでしょう。」 女担任のちょっとハスキーな声に叱られた。 『あの人』は消えていた。すべてはいつもと変わらない光景に戻っていた。
〜以上です。何なのかはわかりませんが、大作です。 ビルの夢と教室の夢はどうやら別のもので、『あの人』の存在で 繋がってしまったようです。
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