こわい夢
投稿者まいった。さん
2004年12月07日 19:53:49
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崖
長編ですが、昨日の夢
めっちゃくちゃ高い山の崖の上に一軒の小屋があった。 その小屋は飛び降り自殺志願者がよく集まり、小屋のトイレから飛び降りれるシステムになっていた。 しかし同時に山小屋としても利用されており、旅行者もいた(と思っていた)。 私が到着したときには、自分自身全くこの小屋についての情報を知らず立ち寄ってしまった。中には3人の若者がベットに横たわっており、そのベットの傍らにはライターや、本などが無数に散らばっていた。一目見てライターなどの所有者がその3人でないことが理解できる状況だった。 まだ小屋のあり方を理解していなかった俺は3人の内一番話しやすそうなバンダナを頭に巻いた若者に声を掛けた。 「ここの雰囲気、暗いと思わない? 何でなん?」 「えっ?」絶句に近かった。 「雰囲気がよどんでるんやけど? どれくらいここに泊まっているの?」 「しばらくここにいれば理解できるよ」 それ以外の会話は続かなかった。
その瞬間その若者は手すりの付いていないベランダにおもむろに行き、姿が見えなくなった。 ”何が起こったのか?”全く理解できずに、ベランダまで駆け寄ると、若者が落ちて行くのが見えた。 それからは終始無言で時が過ぎた。
どれくらい経っただろうか、私の横には嫁が居た。 おなかがすいたのでおにぎりをほおばりながら、飛び降りしたことを話しをしていた。 「小屋に居た残りの二人もいつ自殺するのかわからない。」とヒロミに伝えた瞬間。 一人がトイレに立った。中に入り用をしているのかと思っていたが…。ふと気が付くとトイレの戸のすきま風がなっていた。入る前にはすきま風の、ヒューヒューとした音など全くなかったハズだ。おそるおそるトイレに近づいた。ノックをするが返事がない。声で聞いてみても回答はすきま風だ。戸を思いっきり開けた。 「壁が…」 壁が無くなっていた。
早く宿を去りたかったが、なぜかここで泊まることになり、嫁と入り口付近で(崖に近づくのが怖かったので)肩を寄せ合い寝ることにした。 いつの間にやら、俺と嫁は寝ていたようだ。ふと気が付くと、宿の中に人が増えていた。女が1人、男が4人。になっていた。 男の中には、俺と同僚の奴が一人入っていた。声を掛けたが全く気が付かない様子であった。 男の一人が、女になにやら話しかけていた。こちらから嫁と見ていると喧嘩になりそうだった。 男がいきなり女を襲った。するとその様子を見ていた残りの男3人もほぼ同時に、女を襲いに行っていた。 女の叫び声だけが無情にも俺と嫁の前を通り過ぎた。 この中では俺たち夫婦は異次元の扱いで、目の前で繰り広げられている光景もテレビの中での出来事のようだった。 しばらく騒がしく、叫び声とうめき声が聞こえていたが、やがて聞こえなくなった。 俺は女が気になり見ると、俺の同僚の腕枕で寝ていた。
しばらく時が過ぎると男たち4人が自分と道連れに先に飛んで欲しいとの趣旨のことでもめだした。 俺と嫁はもうかなりうんざりしていたが、何となく眺めていた。 ”なすりつけあいするのなら、やめておけば良いのに…”
一人が無理矢理壁に一番近い奴に体当たりをかました。すると今まであった壁がスッと消え、体当たりされた奴が外に放り出され落ちていった。 「わぁぁぁぁぁぁっーーーーーー」 信じられない光景で何とも言えない。 体当たりした奴も追いかけるように落ちていった。 同僚は残る一人に襲いかかり、鈍器で殴り殺していた。血まみれになりながら…。相手が絶命するのを確認してから俺に向けて突進してきた。あいにくおれと嫁は全く死ぬ意志を持ち合わせていなかったので、同僚を追い払った。追い払われると女と一緒にベランダに向かっていき、女を突き落とした。日頃一緒に働いている同僚の姿からは想像できなかったが、目の前で起こっていることを受けるしかなかった。 なにやら叫んでいたが、同僚も飛び込んだ。
落ちながら叫んでいる声が小さくなっていくところで、目が覚めた。
最後まで読んでもらいありがとう。 最後の方は意味不明のところもあるけど、勘弁してください。
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