かなしい夢
投稿者のだめさん
2004年06月26日 23:47:53
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哀しい部屋
私は行った事のないはずの好きな人のK君の部屋に居ました。そこにはちゃぶ台とカーテンしかなくて、なんだかものすごく殺風景で哀しい感じがしました。ちゃぶ台の前に座っている私の隣で、K君はなにやら熱心に手紙のようなものを書いていました。 現実のK君は21歳なのですが、おそらくその時のK君の精神年齢は小学生ぐらいで、私はカウンセラーのようにK君に質問をしていきました。 「お母さんは好き?」ときくとK君は「大好き!」と答えましたが「お父さんは?」ときくと「嫌い」とつぶやきました。 私は(この人と付き合うのは難しいだろうな)と思いつつも、(K君のお母さんみたいになってあげれば付き合えるかも)と変な期待を抱いて、熱心にK君の話を聞いたり頭を撫でたりしていました。でもK君は私の方を一度も見ず、ずっと手紙を書いていました。そして途端に立ち上がると部屋から出ていこうとしたので、「どこ行くの?私も行く」と追いかけると、初めて私の顔を見て、K君は「一人で行く」と言って出ていってしまいました。私はその背中を見送りながら、(ああ、受け入れてもらえないんだなぁ)と淡々と思っていました。
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