*夢投稿コーナー*
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□宿命のライバル?
おもしろい夢さん
2003/02/24 22:47:00
※途中まで全く違う夢で、貞子風の女の人に追われて目の前にあった部屋へ逃げ込んだ後のこと・・・
部屋は真っ暗で灯り一つなかった。
さっきまでの恐怖でへたり込んでいた私だったが、ふと目の前に人の気配を感じた。
よくよく見ると、わずかではあるが人のシルエットが見えた。侍のようだ。私のすぐ前で正座してこちらを見ている。
「うげっ!小次郎!?」
私は直感でそう思った。小次郎とは勿論「佐々木小次郎」である。
彼は静かな声で、
「お前の腕がなまっていないか確かめに来た」
とだけ言うと、徐に刀を抜いて立ち上がった。
「マジでここでやんのぉ?!」
「ゆくぞ!」
問答無用。刀が右前方から振られたのが分かった。
慌ててこちらもいつの間にか握っていた刀を振るって、ギリギリで跳ね返した。刀の使い方なんかはもうヘロヘロでサマになってない。
・・・と。
「お前の力はそんなものか?」
小次郎の失望したようなそのセリフには、少々カチンときた。
「・・・来い」
見えない中での手合わせは続行された。その内だんだん感覚が戻ってきて(?)見えなくとも太刀筋が読めるようになってきた。ちなみに、私は座ったままである。
私が簡単に刀を跳ね返せるようになったとさとると、小次郎は今度は影分身を幾重にも作りだし、『さてどれが本物でしょう?』てな具合の攻撃に切り替えた。私は落ち着いて目を閉じ、気配を必死に読んだ。
「左・・・右?・・・違う・・・・・・そこだ!」
それが何度か繰り返される内、慣れてきたとは言え、私はだんだん恐くなってきた。
「・・・もし刀が(自分の体に)当たったらシャレになんねぇ(滝汗)」
死の恐怖が高まってきて、私は思わず目を開けた。その直後、目の前に2本の重ねられた刀が迫ってきた。
「どわっ!!」
それをなんとか刀で止めると、小次郎はフッと笑って、
「・・・お前の腕は、まだまだ錆び付いてはいないようだ」
と言い残し、部屋から出ていった。
当の私はと言うと『やっと終わった』という安堵感で脱力していた。
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□shuさん
2003/02/25 00:42:00

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